長い不妊治療を経て妊娠し、初めての出産から5年も経ちました。
初産は時間がかかると言われていますが、私の場合も本当に時間がかかり入院から40時間かかってやっと出産できました。
里帰りした33週で妊娠高血圧症を発症し、微弱陣痛の長時間の陣痛。
出産時は自然分娩を希望していましたが、体力の低下と痛みに耐えきれず結局無痛分娩になりました。

今思えば、初めての出産にすごく緊張して血圧も高かったのかなとも思います。
当時のメモを見ながら初めての出産を時系列でまとめていきたいと思います。
▼出産当時のデータはこちら▼
- 33歳
- 初産
- 里帰り出産で33週に実家へ里帰り
- 里帰り前までの健診では異常はとくに指摘されることなく、里帰り後の33週の健診で血圧が高めと指摘される
- 病院では血圧が高いけれど自宅で測るといつも通り
- 臨月に入り半端ない脚のむくみが現れる
- 自然分娩を希望(産院がソフロロジー法を取り入れていたので家でもCDを聞いたりイメトレ)
- 安産になるようラズベリーリーフティーを飲んだりやウォーキング、マタニティヨガを実践!
出産日前々日 予定日10日前の健診後からの陣痛開始!
予定日10日前の38週4日での健診では赤ちゃん下りてきてるけどまだまだだね~と言われたので、その日は腰痛がありつつも病院から家までの約4キロを徒歩で帰宅しました。

当時は安産になるよう毎日がんばって歩いてました!
夕方ごろから定期的な痛みがするような気がして、陣痛アプリで計測すると15分間隔位でした。
夜になっても痛みがするような気がして、母に相談。(この時痛みの間隔は10分間隔くらいでした)
4人の出産を経験している母曰く、「陣痛の痛みはそんなもんじゃないよ~」といいつつ、心配なら病院に連絡すればと言われたので病院してみることに。
病院に連絡してみると、とりあえず入院の用意をして来てくださいとのことでした。
まだ予定日までも日にちはあるし、初産はいったん帰ってもらうことも多いと聞いていたので、たぶん自宅に返されるだろうな~と思いつつ病院へ行くことにしました。
出産前日 妊娠高血圧症により入院へ
深夜0時 血圧が高く入院へ
病院へ到着し、血圧を測ると上が140以上で尿検査で蛋白も出ていたので即入院になりました。
LDRの部屋に通され、ベッドの上では血圧計とNSTと点滴をつながれました。
この時、子宮口1㎝。
陣痛の痛みはあるけれど我慢できる程度でした。
血圧計で定期的に計測されるのですが、140以上が測定されるとアラームがなり続けるので、全然眠れませんでした。
午前3時 妊娠高血圧症候群と診断され、降圧剤を点滴する
血圧がなかなか下がらないので、点滴で降圧剤のお薬を入れることに。
そして人生初の導尿もされました。(めちゃくちゃ痛かったです)
先生からは麻酔分娩か帝王切開になるかもと説明を受けて同意書にサインをしました。
妊娠高血圧症候群との診断でした。
妊娠高血圧症候群を終わらせるには出産を終わらせるしかないということです。
麻酔をするかもしれないとのことで絶飲食に。
妊娠高血圧症候群とは
妊娠高血圧症候群(にんしんこうけつあつしょうこうぐん、英: Pregnancy-induced hypertension)とは、主として妊娠後期に見られる高血圧と蛋白尿を主とする一連の疾患群の総称である。
旧来より妊娠中毒症として知られている。
午前8時 血圧が落ち着いてきたのでラミセルで子宮口を広げる処置をする
最初の降圧剤では血圧が下がらずに別なお薬に変更して、ようやく血圧は落ち着いたのですが、陣痛の痛みもあって眠れずに朝を迎えました。
内診の結果、子宮口は2㎝に。ラミセルという子宮口を広げる処置をする(めちゃくちゃ痛かったです)。
午後0時 絶飲食が解除されてひさしぶりの食事!
血圧も落ち着いてきたので絶飲食は解除され、お昼ご飯を食べてもいいというお許しがでました。
けれども食欲がなく、少し残しました。
午後5時 先生から衝撃の事実を伝えられる!
先生から本当の陣痛がきてから9~13時間はかかるといわれる(って今までの痛みは本当の陣痛じゃなかったの~???と衝撃を受けました)。
午後6時~深夜 血圧が上がりまたも眠れぬ夜に
夕食も食べることができたのですが、夜になると血圧が上がりまた眠れぬ夜となる(血圧計のアラームは鳴りっぱなしだし、お腹も痛むし)。
出産当日 無痛分娩(和痛分娩)により出産へ
午前8時 麻酔をお願いすることに
眠れない夜を二日過ごし、いつまでこの状態が続くの~!!ともう耐えきれなくなり助産師さんに麻酔をしたいとお願いしました。
すると、先生からすぐにお許しが出て麻酔分娩(和痛分娩)が決定!
午前9時 硬膜外麻酔を注射
この時、子宮口は5㎝。
注射をする時は絶対に動かないでと言われ、陣痛の合間に背中を丸めて注射を6本打ってもらいました。
すると左側だけにしびれが出てきました。
麻酔を使うことで血圧も安定し、陣痛促進剤も使うことができました。
午前10時 麻酔をしているのに右半身だけ痛い!
なぜか麻酔をしているのに右側部分がめちゃくちゃ痛くて、痛みが来たらテニスボールで母にお尻を抑えてもらったりしていました。
助産師さんに麻酔をしているのに痛みがあると伝えても「そんなもんですよ~」みたいな感じで言われしばらく右側だけの陣痛の痛みに耐えていました。。
午前11時 横向き寝のため麻酔が片効きになっていることが判明
別なベテラン助産師さんに痛みを訴えると、「もしかして麻酔が片側だけに効いてるんじゃない?かなり強いお薬使っているから痛いはずないよ。」と言われる。
実はずっと入院後から左側を向いて横向きで寝ていて、麻酔の薬が左側にだけ流れていたようでした!!!(*´Д`)
仰向けになって寝てみると、だんだん痛みがなくなり麻酔が効いてきて眠れるようになりました~♡
午後0時 落ち着いてきてもう少し!
麻酔も効いてきて落ち着いてきて、この時点で子宮口は5~6cmでした。
子宮の入り口も柔らかくなってきているしもう少しだねと言われました。
午後2時 子宮口は8㎝
子宮口8㎝まで開いてました!
午後3時 もう少しで子宮口全開!
子宮口はもう少しで全開と言われ、赤ちゃんも上手に下りてきているよーと言われました。
午後3時半~ 分娩台でいきむ!いきむ!いきむ!そして感動の出産!
ベッドが分娩台の形になり、NSTの機械を見ながら陣痛の波に合わせていきむ。
(たぶんこの段階で破水したのではないかと思います)
けれどなかなか出てこないので吸引分娩することに。
お昼の出産だったのでたくさんのスタッフの方がきてくれて、がんばれーと声をかけてくれました。
何回かいきんだのちようやく午後4時過ぎに無事に女の子を出産し、ようやく赤ちゃんとご対面♡
カンガルーケアをしてもらって、胸の上で初めての抱っこ。
長い長い陣痛の末の出産で赤ちゃんに会えて本当に感動でした!!
午後4時半 会陰縫合が痛い!
赤ちゃんは計測などで別室へ連れていかれ、私は胎盤が出てくるのを待っていつの間にか切開されていた会陰の縫合をされたのですが、その処置が思っているよりも長いし痛かったです。
まとめ
私は里帰り後に、妊娠高血圧症候群を発症したのちの無痛分娩(和痛分娩)でした。
今思えば、臨月に入ってから、脚がものすごくむくんだりしていたのも妊娠高血圧症候群の症状だったのかなと思います。
もともとは自然分娩を希望していて安産になるようにあれやこれやと試していましたが、麻酔をしていたおかげで落ち着いて出産することができたと思います。
(というか麻酔をしていなかったらどうなっていたんだろうとちょっと恐ろしいです)
入院から出産まで40時間近くかかりどうなることかと思いましたが、無事にわが子に会うことができて本当によかったです!
ちなみに夫は里帰り出産であったし、出張中だったので出産には間に合いませんでした。
もしこれを読んでおられる方で無痛分娩される予定の方!麻酔をした後は、仰向けで寝てくださいね!!
これで私の出産レポ(初産編)を終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
